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review

スターオーシャン3 Till the End of Time



ハード:プレイステーション2
発売日:2003年2月27日発売
メーカー:エニックス(現・スクウェアエニックス)
       5段階評価
ストーリー ★★★
世界観 ★★★★☆
キャラクター ★★★☆
システム ★★★☆
戦闘 ★★★★☆
音楽 ★★★★★
総評 ★★★☆


ストーリー:★★★

正直SO2と比べると印象が薄く、パッとしない感じでした
主人公やヒロイン達の秘密もイマイチ驚きが無く、私個人としては設定があまり好きになれませんでした。
何より私はFD空間で明らかにされる「主人公達が住む世界の真実」に唖然としてしまいました。あのオチは無いでしょう、あのオチは・・
それでもFD空間前まではそれなりに楽しめたのでこの評価にしました。


世界観:★★★★☆

前作の400年後と言うかなりの年月が経っていて、前作とはまるで雰囲気が違います。
SF色がかなり強くなったのは良いのですが、如何せん専門用語が増え、全ての設定を理解するのは結構な苦労が必要だと思います。
ですが、その緻密な設定は魅力的で、この作品を更に深くしていると思います。


キャラクター:★★★☆

主人公とヒロインが個人的にイマイチなのが残念でした。
他のパーティキャラクターは概ね個性的ですが、SO2のキャラクターと比べると常識人的なキャラクターが多くイマイチつまらないという感じもあります。
それでもサブキャラ共に好感が持てるキャラクターが多く、愛着が沸きます。


システム:★★★☆

前作より進化したハズ・・のシステムですが、アイテムクリエーションのシステムが大幅に変更されています。
このクリーションはあまり好きでなく、コストやクリエーターの事をいちいち考えたり、クリエーションが出来るのが特定の街のみというのが少し面倒でした。
PAも前作と比べるとイマイチ印象が薄く、個人的には少し残念でした



戦闘:★★★★☆

前作の戦闘を更にアクション色を強くしたフルリアルタイム3Dバトルです。
基本的に前作よりパワーアップしていますが、スキルの発動方法はSO2の方が分かりやすくて良かったかな、と思いました。
それでも戦闘の爽快感は大幅に上がっていて、コンボを連続で決める快感はたまりません。
しかし、魔法が最高に使えないのが残念でした。キャラクターの動きを遅くするなどして、少し対策してほしかったです


音楽:★★★★★

前作に引き続き音楽は素晴らしい。
ゲーム音楽としては高音質で、臨場感もある。戦闘の音楽はどれも格好良く、特にクロセル戦の「The Divine Spirit of Language」とエクスキューショナー戦の「Influence of Truth Appearance」は文句なしに格好良い。
桜庭氏のサウンドが好きなら必ず聞いたほうが良いと思う。


総評:★★★☆

期待していた割には少々残念な感じでしたが、ゲームとしては良く出来ていると思います。
ですが、相変わらずバグがあり初期型のPS2ではフリーズするという事例もあったそうです。
バグが無ければもっと評価されると思う惜しいゲームだと思います