-低速 領域-
review スターオーシャン・ブルースフィアハード:ゲームボーイ発売日:2001年6月28日発売メーカー:エニックス(現・スクウェアエニックス)
ストーリー:★★★☆ 異色の星が舞台なだけに、ファンタジ−・SFが奇妙に混ざった興味深いストーリー。 古代の超高度文明の謎が物語の主軸となっていて、それに関する遺跡や建物での冒険が多い感じです。 後半は軌道エレベーターや、廃れた宇宙ステーションが舞台となりかなりSF色が強いです。 世界観:★★★★☆ 機械と自然が混在する奇妙な惑星が舞台。 遺跡の所々に興味深い場所があったりと(例えば、マイル遺跡に書いてあった「マイル・デパート」の表記等)意外と見所は多い。 崩壊した超高度文明の遺産が良い味を出しており、この惑星の舞台をより退廃的にさせている。 キャラクター:★★★★ 魅力的なSO2のキャラクターが最初から勢ぞろいなので、ファンには嬉しいです ただ今回は、各キャラクターの個性が前作よりあっさりとしていていた感じがあります(今回はシステム問題で、キャラクターに関するストーリーが作りづらかったのでしょうが) ですが、一部のサブキャラが中々魅力的なので、そこは好印象でした。 システム:★★★★★ GBとしては素晴らしいと思う。 ミニゲーム化したアイテムクリエイション、フィールドアクションを始めとするアクション要素が混ざったフィールド、小粒ながら纏められているPA・・内容はやり過ぎの一言。 特に今回のクリエイションはお遊び的な要素が強く、GBというハードのはぴったりでとてもいいと思う 戦闘:★★★★☆ GBながらも、横スクロールのアクションバトル。テイルズの戦闘に近い感じがあります。 GBとしては非常に楽しめる戦闘。コンボも難しいながらも、続くと爽快です。 技の出し方もそれ程難しくは無い感じで、操作性もそこそこ。ただ、後半になってくるとちょっと飽きてくるかも。 難易度は意外と高く、隠しダンジョンの敵はある技が無いとかなり辛いです。 音楽:★★★★ GBのサウンドとしては、中々のレベル。 通常戦闘の音楽は個人的に好き。タイトル画面の「STAR OCEAN FOREVER 」は個人的に名曲だと思います。 場面場面に合っている曲が多いと思いました。 総評:★★★★ GBのゲームとしては、高レベルだと思います。 特にシステムの面は面白く、かなりやり込めます。ただ、ちょっと癖があり、人を選ぶゲームかもしれません。 目立ったバグも無いので、割と安心して楽しめます。 たまに投売りされている事がありますが、もっと評価されても良い、ゲームだと思いました。 |